生前整理のポイント  ☆スッキリしたセカンドライフ☆

『生前整理』という言葉も定着してきた今、始めようかと考えている人も多いかと思いますが、実際に何からスタートすればいいの?と迷っている人も多いでしょう。そこで、『生前整理』とは何か?何をどうやって整理すればいいのかを詳しく紹介したいと思います。

 

・生前整理は必要か?

日本は本格的な高齢化社会を迎え、第2の人生の過ごし方に対する注目が高まっています。

物に埋もれた生活を捨て、快適なシンプルライフを送りたい、いざという時に子供たちに迷惑をかけないように準備しておきたいと考える人たちが増えているからでしょう。

そのため、『生前整理』に対する注目が高まっているのでしょう。

生前整理とは、自分が死ぬ前に、残された家族のことを考えて不用品の処分だけでなく、遺品や財産、保険などを確認し、自分たちの死後に相続のトラブルが起こらないようにするという目的があります。

昔は、『生前整理』というと「死」を控えて行う整理整頓という悲しいイメージがありました。

しかし、近年ではニュアンスが変化してきています。

高齢になってもアクティブに人生を楽しんでいる人が増えています。

 

そのために生きているうちに相続の準備をする…という目的だけではなく、長年たまった不用品を処分し、残された人生を快適に居心地よく過ごすという意味合いも含まれるようになったのです。

高齢になればなるほど、突然の病気やケガに見舞われるリスクは高くなります。

身体の自由が利かない状態になったとき、無駄なものがあふれている部屋の中で必要なものを探すのは大変です。

生前整理には、いざというときのために備えるということと、物がどこにあるかすぐにわかる片付いた空間に整える、という意味もあります。

生前整理の必要性を理解すれば、上手に整理することができるでしょう。

・生前整理で整理するもの(財産として残すもの)

  • 公的な健康保険や年金などの書類や手帳、保険証類。
  • 民間で加入している生命保険などの保険証書。
  • 不動産の権利書。
  • 銀行などの預貯金。
  • 有価証券。
  • 骨とう品や絵画、宝石、車などの金銭的な価値が高い物。

一覧を作成しておくと便利ですよ。

・不用品の整理

  • 洋服や服飾雑貨などでもう使用しない物。
  • もらったお中元やお歳暮、引き出物、旅行のお土産など。
  • あまり使用しない家電や家具、健康器具など。
  • 不必要になった趣味の道具(ゴルフセットや釣りざおなど)。
  • 昔のブランド品。
  • たまった書籍や雑誌。
  • 身につけない時計や宝飾品。
  • アルバムや写真。

家の中のものを全てチェックして、不用品は処分して空間を作りましょう。

・生前整理の時期とやり方

生前整理は、残された家族に迷惑をかけないため、残りの人生を快適、有意義に過ごすために必要です。

・時期や年齢

生前整理にルールがあるわけではないので、自分で思い立ったときに早めに始めましょう。

中年期に老前整理をしている人なら、よりスムーズに生前整理もできます。一般的には、定年を迎えた、孫ができた、子供たちが独立したなどのタイミングからスタートするケースが多いようです。

・財産整理

生前整理は、財産の整理と老後の生活をシンプル

に快適にするための整理があります。

まず、財産の整理ですが、不動産の権利書や保険、預貯金などや印鑑などは鍵のかかる場所にひとまとめにしましょう。

子供たちに残す場合は、誰に何を残すのか「財産目録」を作成するとよいでしょう。

子供がおらず財産を残したい相手がいる場合は、遺言状を作成するほうがおすすめです。

高齢化社会になり、注目されている『生前整理』です。

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『生前整理』は残された家族たちに迷惑をかけないという意味もありますが、不用品をスッキリと快適な老後を送るという意味もあるのですね。

 

特殊清掃は裏バイトなのか?

昔から『裏バイト』という都市伝説的に伝えられるバイトがありますよね。

死体洗い、漁船、骨折バイトなどです。

 

バイトといわれる仕事の中にもちゃんとアルバイトは存在しています。

 

それでは、どのようなアルバイトがあるのか見ていきましょう。

 

今回は、『特殊清掃』について。

 

・仕事内容

『特殊清掃』は、主に亡くなった人が住んでいた部屋の清掃をするお仕事です。

そのため、普通の部屋を掃除する以外にすることが沢山あります。

部屋の傷の修復や掃除、遺品の整理や不用品の処分なども仕事の中に含まれています。

故人がどのような最後を遂げたかで仕事の内容に大きな違いがでます。

ほとんどのケースですと自然死ですが、発見が遅れてしまった時は、遺体が傷み、虫が湧き、異臭がこもっている部屋なので、マスクを装着していてもキツく、耐えられない人もいるようです。

また、事故や事件、自殺の場合、運が悪いと凄惨な現場を目にすることもあります。警察が捜査したあとなので遺体を目にすることはありませんが、精神的に耐えられなくなる人も少なくありません。

軽い気持ちでできる仕事ではありませんね。

 

・特殊清掃の給料

特殊清掃の手取りは、だいたい5万円~18万円となりそうです。

特殊清掃は、比較的アルバイトでも時給は高いのが特徴ですが、地域差が激しく、依頼のない地域では、ひと月数件などがザラにあります。

特殊清掃だけを行う事業者はほとんど皆無で、産業廃棄物業者が、消毒などの知識を持った事業者及び内装などの工務店などが副業として行っているのが実態です。

 

・特殊清掃には資格は必要か?

特殊清掃員として資格は必要ありませんが、後片付けで残された不要のゴミ、遺品整理などは、一般廃棄物処理業の認可があります。また、産業廃棄物の認可も必要な場合があります。

これらは、事業会社が取得する許認可ですので、故人でも所得は必要ありません、。

事業者によっては、衛生管理者の国家資格を取得している場合もありますが、基本は個人資格が必要ありません。

ただし、ゴミの搬送や処理は、専門の許可を得た事業者以外が行ったことは出来ません。

孤独死のあとの清掃は、プロの特殊清掃業者へ依頼しましょう。自分で行うには対応できない要素が多すぎです。プロに依頼した方が全体費用が安く済む方が多いです。とはいえ、数日にわたる作業になるため、始めての業者に依頼するは不安になるでしょう。トラブルを避けるためにも、作業状況をウェブカメラで公開するなど、良心的な対応をしている特殊清掃業者を選びましょう。

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