特殊清掃は裏バイトなのか?

昔から『裏バイト』という都市伝説的に伝えられるバイトがありますよね。

死体洗い、漁船、骨折バイトなどです。

 

バイトといわれる仕事の中にもちゃんとアルバイトは存在しています。

 

それでは、どのようなアルバイトがあるのか見ていきましょう。

 

今回は、『特殊清掃』について。

 

・仕事内容

『特殊清掃』は、主に亡くなった人が住んでいた部屋の清掃をするお仕事です。

そのため、普通の部屋を掃除する以外にすることが沢山あります。

部屋の傷の修復や掃除、遺品の整理や不用品の処分なども仕事の中に含まれています。

故人がどのような最後を遂げたかで仕事の内容に大きな違いがでます。

ほとんどのケースですと自然死ですが、発見が遅れてしまった時は、遺体が傷み、虫が湧き、異臭がこもっている部屋なので、マスクを装着していてもキツく、耐えられない人もいるようです。

また、事故や事件、自殺の場合、運が悪いと凄惨な現場を目にすることもあります。警察が捜査したあとなので遺体を目にすることはありませんが、精神的に耐えられなくなる人も少なくありません。

軽い気持ちでできる仕事ではありませんね。

 

・特殊清掃の給料

特殊清掃の手取りは、だいたい5万円~18万円となりそうです。

特殊清掃は、比較的アルバイトでも時給は高いのが特徴ですが、地域差が激しく、依頼のない地域では、ひと月数件などがザラにあります。

特殊清掃だけを行う事業者はほとんど皆無で、産業廃棄物業者が、消毒などの知識を持った事業者及び内装などの工務店などが副業として行っているのが実態です。

 

・特殊清掃には資格は必要か?

特殊清掃員として資格は必要ありませんが、後片付けで残された不要のゴミ、遺品整理などは、一般廃棄物処理業の認可があります。また、産業廃棄物の認可も必要な場合があります。

これらは、事業会社が取得する許認可ですので、故人でも所得は必要ありません、。

事業者によっては、衛生管理者の国家資格を取得している場合もありますが、基本は個人資格が必要ありません。

ただし、ゴミの搬送や処理は、専門の許可を得た事業者以外が行ったことは出来ません。

孤独死のあとの清掃は、プロの特殊清掃業者へ依頼しましょう。自分で行うには対応できない要素が多すぎです。プロに依頼した方が全体費用が安く済む方が多いです。とはいえ、数日にわたる作業になるため、始めての業者に依頼するは不安になるでしょう。トラブルを避けるためにも、作業状況をウェブカメラで公開するなど、良心的な対応をしている特殊清掃業者を選びましょう。

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